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東京医科歯科大(医・医)他多数合格・F.K君

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。昨年度、東京医科歯科大を始め多数の医学部医学科に合格したF.K君が体験記を寄せてくれました。

受験した医学部医学科合格を総なめ

医学部専門予備校と並行して、GCAで英語の学習に取り組んでくれたF.K君。第一志望の東京医科歯科大のみならず、順天堂大・慈恵医科大・関西医科大・昭和大(特待)…なんと受験した医学部医学科ほぼ全ての合格を勝ち取りました。

なんだ、ただの天才か…と思った人もいるかもしれません。でも、F.K君の合格体験記を読めば、二浪した彼が決して才能だけに頼ったわけではないことがわかるでしょう。誰もが医学部医学科合格に向けての大きなヒントが得られるはずです。

以下、F.K君の合格体験記です。

合格体験記

私は英語が苦手でした。現役時はセンター試験が7割、二次試験の英語には手も足も出ず、一浪時は時間ギリギリで共通テスト8割、二次試験は英語が足を引っ張ったせいで合格点に届かないという状態。現役のときから目指していた医学部医学科に合格するにはかなり厳しい成績です。

2つの失敗

二浪を決意してまずおこなったのは自己分析です。

前回は何が原因で失敗したのか、自分に合っているのはどんな勉強法なのか、次回こそ結果を出すには何が必要なのか、を徹底して考えました。すると、それまでの自分が2つの大きな失敗をしていることに気づきました。

1つ目は授業を受けっぱなしにしていたことです。聞いて理解はしていたのですが、それを定着させる作業を怠っていました。

2つ目は苦手な英語を得意な理系科目と同じように勉強していたことです。理系科目は一度理解すると結構できるようになりますが、英語は毎日コツコツやらないと力はつきません。そのことを知らずに勉強していたので英語の成績が悪く、自分には英語の才能がないのだと半分あきらめていました。

そこで今回は、得意な理系科目は自習メインで演習量を増やし、苦手な英語はGCAで根本的な英語力を上げながら医学部専門予備校で入試問題に対するアプローチや解答作成能力を上げることに決めました。

具体的には、理系科目は問題集を1つか2つに絞り、それを全て高速で解ける状態まで持っていきました。特に化学では『化学の新研究』を読み込み、正確な知識を細かな部分まで頭に入れたことがとても効果的だったと感じています。

音読練習(Read & Look Up)と「フレーズ訳テスト」の効果

英語はGCAで読み応えのある難しい文章を少しずつ自分のものにしていくことでとても力がついたと思います。特に、読み上げられた英文を、まるで通訳のように口頭で瞬時に和訳する「フレーズ訳テスト」は効果が高く、英語力が向上していくのが肌で感じられる程でした。このようにしてGCAで培った根本的な英語力のおかげで、英語が弱点だった僕が志望校の難解な英語にも臆せずに取り組めるようになりました。

GCAでは、まず課題の文章のすべてのセンテンスの構文をチェックした後、意味・発音を一語一句確認し、自宅で復習した後に上記の「フレーズ訳テスト」を受けます。どれも大事なのですが、とりわけ文中の単語や語句の正確な意味を確認することは英語力の向上に不可欠だと感じました。自力で英文や日本語訳を文字面だけ覚えても、文章全体の意味や内容を理解できていない場合が少なくありません。もちろんそういう状態では問題に正解することもできません。

これの対策としてGCAでは、理解した文章をセンテンスごとにぬいぐるみや写真など「顔のついたもの」に向かってプレゼンするように音読する練習(Read & Look up)が指導されます。

実は、この練習をしているときがいちばん英語力が伸びていると実感できましたし、この練習がきちんとできているかをチェックするのが授業での「フレーズ訳テスト」です。

このようにGCAの学習法はきちんと取り組めば確実に実力がつくようにできています。英語が得点源というのは理系の大学受験において本当に有利です。その日の問題との相性で出来不出来が左右されることが多い数学や理科と違って、英語は大失敗することが少なく、実力相応の結果が安定して期待できる教科だからです。逆に言えば、理系だからといって英語を苦手なまま放置しておくと、数学や理科で必ず高得点を取る必要に迫られるというギャンブル的な要素が高くなってしまうのです。

自分で考え抜く・素直になる・楽しむ

最後に。やはり大事なのは何事も自分で考えぬくこと、素直になること、そして楽しむことです。

自分に何が足りないのか、日々きちんと成長しているのか、英語の学習であれば、取り組んでいる抽象的で難解な英文を自分は本当に理解できているのかなどを自分自身で考えぬくこと。

自分に対しても他人に対しても素直になること。素直になるというのは意外に難しいです。でも、これができることで物事の吸収力が大幅に変わります。

そして最も大事なのが楽しむことです。やはり楽しんでいる人とそうでない人では成長速度が明らかに違うのを,長い予備校生活で感じました。受験勉強を「楽しむ」なんて意味不明かもしれませんが、努力を重ねてある程度成績がついてくると、問題を解くのが不思議と楽しくなってくるのです。

GCAで英語を得点源に、そして楽しめる教科にして受験を乗り切りましょう!

F.K君から学ぶべきこと

講師としてF.K君を約1年間見ていて印象的だったのは、医学部受験生とりわけ浪人生の多くに見られる悲壮感が、彼にはまったく感じられなかったことです。教室でもいつもにこやかで飄々としていて、体験記にもある通り受験勉強を本当に楽しんでいるようでした。

受験の成否を分けるのは、実はこういう部分なのかもしれませんね。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。