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「書け」ない本当の理由

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。ライティングが苦手な人,多いですよね。

何を書いていいのかわからない…

和文英訳まではかろうじて対応できても,国立大2次試験やGTEC,英検などで課されるようなライティング(自由英作文)になると途端に書けなくなるケースが多く見られます。  

ライティング問題として,例えば以下のようなものが主要なテストで出題されています(トピックを日本語で要約したものを挙げます)…  

  • 野菜や果物の無農薬栽培は増えていくと思うか(英検2級)
  • 職場や家庭において男女が果たす役割は同じであるべきか(一橋大)
  • 世界はどの程度までグローバル化すべきか(IELTS)
  • テレビや映画は人々の行動にどのように影響するか(TOEFL)

もちろん出題形式は様々で,文章やグラフを読み解いて要約し自分の意見を書くものもあります。    

英語力の前に…

気づいた方も多いかと思いますが,ここで求められているのは大学入試レベルの小論文を英語でも書ける能力です。    

わりと優秀な高校生でも,自分の意見になると感情のままに論理が飛躍したり,問われている内容から外れた解答を書いてしまったりします。

こういう問題を解決するのに,ひたすら自由英作文の添削指導を繰り返すのはあまり有効ではありません。ハイレベルな指導というイメージのある英文の添削ですが,実際にはその大部分が文法ミスの修正です。  

本当に必要なのは,深く日本語で思考して論理を組み立てるトレーニングを体系的に積むことです。要するに小論の勉強です。母語が日本語である私たちが,日本語で考えられない・書けないものを英語で表現できるはずがありません。  

英語で考えられるようになるべきだという意見もありますが,果たしてそれは現実的なゴールだと言えるでしょうか。

本物の文法スキルを身につけよう

また,中学レベルの完了形や関係代名詞を正確に使えない高校生も少なくありません。「文法問題」は得意でも,その文法を使って作文ができないんですね。

原因は明確です。

文法学習の際に4択・穴埋め・並べ替えの練習しかしていないからです。

文法はクイズ問題ではありません。ライティングで使える本物の文法スキルを身につけるために,文法を学習すう際にも,例文を丸ごと暗唱することです。  

添削指導を受ける前に,上記のポイントに注意してライティングを得意にしましょう。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。