算数・数学個別指導塾GRITさんとの共催企画・青雲高校合格 2-day 集中講座へのご参加ありがとうございました。
GCAの塾生の大半は大学受験生なので,
難関私立高校入試について研究し直す良い機会となりました。
長崎県を代表する名門・青雲高校―。
その入試の英語問題の特徴は以下の3点:
———
① 分量が多い(6~7割が長文読解問題) …近年の大学入試改革の影響
② リスニングの難度が高い…短い会話文だけでなく,まとまった内容の聴解が要求される
③ 他教科に比べて合格者平均点が低い
[2018年度]
国69 社70 数73 理67 英63
[2019年度]
国74 社73 数68 理66 英68
———
…では,どのような準備をすれば良いのでしょうか。
ポイントはやはり3つ:
① 長文を素早く正確に読む練習を 普段から十分に行なう
② 目(文字)だけでなく耳(音声)を使った練習を…(以下略)
…これら2つについては,以前から当ブログをご覧になっている皆さまには特に新しい点はないかと思います。
実はいちばん重要なのは3点目。
つまり…
③ 合格者平均点が低いのは絶好のチャンス
だということです。
受験生の多くが合格者平均点をかろうじてクリアしている現状で満足してしまっています。
ですが,英語専門塾としての立場から意見させていただくと,
合格者平均点が他教科に比べて低いということは,
大半の受験生が新しい傾向にほとんど対応できておらず,
名門校の入試にそぐわない低レベルな競争が繰り広げられている
ということに他なりません。
3年の夏休み明けの段階で,合格者平均点(6割前後)を取れるポテンシャルがあれば,
本物の英語学習に切り替えることによって,
入試までの残り数か月で,
確実に8~9割を得点する実力をつけることができます。
英語は全教科の中で最も得点が安定する科目です。
たとえ入試本番で他教科の問題でしくじったとしても,
圧倒的な英語力を身につけていれば十分にカバーできます。
(続きます)