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スラッシュリーディングの本質 (1)

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。スラッシュリーディングについて考えてみましょう。

直読直解のために不可欠なスラッシュリーディング

長文を頭から正確に読むために、意味の句切れでスラッシュを入れていくテクニック(スラッシュリーディング)を知っている人は多いと思います。  

たとえば、

Little sheets of paper with unreadable handwriting are put on a fish’s side when a sale is finalized.   

というセンテンスであれば、

Little sheets of paper / with unreadable handwriting / are put / on a fish’s side /when a sale is finalized.

のようにスラッシュで区切り,

小さな紙切れ(が) /…読めない手書きの文字が書かれた(ような) / 置かれます /…魚の横に /…販売が終わるとき

と、フレーズごとに読んでいく方法です。


スラッシュだけを使う方法の他にも,SVOCMを書きこむ,SVに□や△をつける、[ ] や〈 〉や ( ) といったいろいろなカッコを使いわけて句や節を分類する,といった様々な「流派」があります。スラッシュを使わない場合は「マーキング」と呼ぶこともあります。


音読練習に入る前に、正確にスラッシュ(あるいはマーキング)を入れて文構造を把握する作業は非常に重要です。正確に構造や意味を把握していない英文を音読しても、それは「呪文」でしかなく、学習効果が半減するからです。  

ところで、どうしてスラッシュを入れると英文を正確に読めるようになるのでしょうかー。    

意味が句切れているから、では答えになりません。  

実際、/ 私たちが / 日本語を / 読むときに / 意味の / 句切れで / スラッシュを / 入れたりすることは / ありません(笑)。  

(続きます)

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。