なぜ『音読』が英語学習のカギなのか?
■ 『音読』への偏見
- ただ繰り返し声に出すだけの単純作業
- テスト前日に徹夜で丸暗記する最後の手段
- 音読練習ではテスト問題は解けない
- 受験対策として意味がないka ha
- 単語集や文法問題・過去問の方が大事
- 自分でできるので指導を受ける必要はない
- … …?
■ すべて誤解!!!!!
『音読』は基本中の基本
このことは、中高の英語科教諭や塾・予備校の英語専任講師であれば誰もがうなずくレベルの英語学習の常識です。
では、どうして英語教育の現場では、正確な『音読』が指導されないのでしょうか?
理由は2つ。
① あざやかな”謎解き”のような文法や長文の解説、単語テストや過去問演習の方が人気だから。
② 学校のクラスのような大人数では、本格的な音読指導が難しいから。
そのため、大半の中学・高校生が、授業を聴いて問題を解くことが英語の勉強だと思い込んでいて、正確な『音読』練習のやり方もその学習効果も知らないのです。
■ プロが認める最強の試験対策としての『音読』
確かに音読は『試験』としてはほぼ出題されません。ですが、音読『練習』こそ最も効果的な試験対策です。
正しい指導のもとで音読学習を継続すれば、定期テスト・英検・大学入試…あらゆる試験に対応できますし、さらには「受験英語」を超えて実際に使える英語も同時に身につきます。
その証拠に、GCAに通う生徒さんの保護者様には、中学・高校の英語科教諭や通訳者、海外経験の長い医師や研究者の方が多くいらっしゃいます。まさにプロが認める学習メソッドと言えるでしょう。
GCAが選ばれる5つの理由
【1】プロの英語専門講師による少人数直接指導
すべての授業を英語専門講師である代表(指導歴25年/英検1級/TOEIC 960)が直接指導します。
そもそも理数系科目と英語の学習法は正反対です。まずは理数系の学習法である「問題演習」をいったん忘れてもらうのが最初のステップ。「問題演習」で理数系科目を伸ばすことはできても、英語力を効果的に伸ばすことは不可能なのです。3教科・5教科セットの問題集などで、英語と理数系科目を同じやり方(問題演習)で学習するという「常識」を捨てるよう指導するのは英語専門塾でないとなかなか難しいでしょう。
さらに、ふつうは「生徒が集中して問題を解いている『静かな』塾」が良い塾とされますが、GCAの教室はいつも生徒全員がばらばらに『音読』に取り組んでいる『うるさい』塾。英語以外の勉強はできません。
また、大学生講師やチューターが指導することも一切ありません。代表が直接一人ひとりの課題や目的にきめ細やかに対応します。
さらに、教室でさまざまな学校・学年のハイレベルな仲間の真剣な取り組みや成長に触れることで、完全マンツーマン指導では得られない、高い意欲を引き出す最高の学習環境を提供します。
【2】日々の学習を徹底サポート
英語学習は日々の反復練習がカギ。たとえ人気講師による目からウロコが落ちるような名講義を受けたとしても、その内容を反復練習で身につけない限り、決して英語力は伸びません。
GCAでは「教えっぱなし」「習いっぱなし」を防ぐため、あらゆる手段を使って生徒さんの日々の練習を徹底的にサポートします。
【3】圧倒的な合格実績
GCAでは、英検や入試の過去問を繰り返し解かせる(それこそ塾など通わずに自分一人でできます)、あるいはいかにも”実践的”な解答テクニックを伝授するといった指導は、あえて必要最小限にとどめています。
それでも、GCAの生徒さんや卒業生たちは、実際の大学入試や英検で目に見える結果を次々と出し続けています。
一見、『実践的』な試験対策に見えないGCAでの学習が、英検や大学受験で驚くべき威力を発揮することは、現役塾生・卒業生の合格実績が理屈抜きで証明しているのです。
【4】『英語はひとつ』という基本方針
TOEFLや英検、IELTSといった信頼性の高い民間試験では、軒並み「4技能(=読む・聴く・書く・話す)」が均等に測定・評価されます。GCAでも「リスニングのスコアが…」「ライティングが…」というふうに、他の技能は問題ないけれども1つの技能が足を引っ張っていて合格できないという内容のご相談が少なくありません。
ですが、『4技能』というのは、同じひとつの『英語』技能を色々な角度から評価するための出題形式の違いに過ぎません。
文字として書かれた正しい英文を「目」を使って理解できればすなわち「読む(Reading)」技能、その同じ英文を音声として「耳」で理解できれば「聴く(Listening)」技能です。
同様に、正しい英文を「手」(ペンやキーボード)を使って文字で表現できることが「書く(writing)」技能であり、その同じ内容の英文を「口」から音声として正確に表現できることが「話す(speaking)」技能です。つまりは4つとも同じ『ひとつの英語』技能。
それはまるで、目隠しの状態で巨大なゾウにさわった人たちが、「ゾウはホースのような動物だ」(鼻をさわった人)、「いや、太い柱みたいな動物でしょ」(脚をさわった人)、「違うよ、ひもみたいに細長い動物だよ」(しっぽを…)、「えっ? ペラペラの平らでやわらかい動物だよ」(耳を…)と、口々に的外れな言い合いをするという古代インドの寓話そのものです。これではいつまで経っても、ゾウがどんな動物なのかわかりませんよね。英語も同じ。
4つに「分ける」から「分からなく」なるのです。
【5】日本語環境という枠組みでの最適な指導
昨今、「ネイティブスピーカー」「バイリンガル」レベルの英語力を謳う教室や教材が流行しています。ところが、私たちの大半は、生まれたときからいま現在まで少なくとも10年以上、日本語や日本文化に囲まれて育ち、日本語で考え、日本語でコミュニケーションをしているのです。
もちろん、英語学習者にとってネイティブレベルの英語力は理想です。ですが、英語初心者であり、日本語にどっぷりつかって生活している私たちが、最初からネイティブレベルを目指すのは、とても現実的とは言えません。
したがって、私たちには生まれたとき、あるいは幼少期から英語環境で育った人たちとは、全く異なった学習法が必要になってくるのです。それは昭和の昔のまるで漢文の訓読のような英文解釈に立ち返ることでもありませんし、いわゆる “オールイングリッシュ” で文法も発音も単語も十分に指導せず、ただやみくもにアウトプット(会話・作文)をさせるというものでもありません。
GCAでは、世間の流行にとらわれることなく、生徒さんの生活環境や学習能力、学習目標の達成に最適な方法を使って、バランスのとれた必要十分な英語力を養います。