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スラッシュリーディングの本質 (2)

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。スラッシュリーディングの本質に迫ります。

ポイントは『語順』

答えは、

日本語とは語順が変わる部分で区切る

です。

たとえば、


… / in the house / …

と区切るのは、日本語にすると、

… / その家 の中で / …

と、順番がひっくり返るからです。

語順が変わる部分にマークすることで「あ、ここはひっくり返るな」と一瞬だけ意識できるようになり、正確に意味が取れるようになるのです。

スラッシュ+αの『マーキング』

この理屈に基づくと、述語動詞(V)や準動詞(つまり後置修飾の分詞、不定詞、目的語がある動名詞)の部分でも大きく語順が変わるので、なんらかのマーキングをしておくと読みやすくなります。

たとえば…  

have lunch   昼食 を食べる  

to pass the exam   試験 に合格するために  

speaking English   英語 を話すこと    

こういう場合は、スラッシュよりもアンダーラインの方がマークしやすいかもしれません。    

もちろん、GCAでも代表が大学院時代に難解な英語文献に取り組む際に考案した、独自のマーキング(スラッシュリーディング)の方法を指導します。

使う記号は以下の6つ:  

・/(スラッシュ) と  //(二重スラッシュ)

・下線と二重下線

・□(四角囲み) と ◯ (丸囲み)    

この6つの記号を完全にマスターすることで、どんな英文でも正確に構造を把握できるようにトレーニングします。    

『技』として身につける

ですが、大事なことはどんなマーキング(スラッシュリーディング)のやり方を選ぶかよりも、  

①マーキングする意味をつねに意識する  

ことと、

②すばやく正確にマーキングできるまで繰り返し練習する  

ことです。    

長文読解や構文についても、講師の解説を聞いたり参考書を読んだりして、なるほど!と「わかる」だけでは実はほとんど英語の力はついていないのです。  

自分で「できる」ようになるまで、繰り返しやり込んでは直してもらうトレーニングが重要なのです。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。