大学入試改革

一人歩きする「4技能化」

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。いわゆる「4技能」を身につけるにはどのような学習が必要なのでしょうか。

「話す」「書く」>「読む」?

英語教育の「4技能化」が強く叫ばれています。  

英語を「読む」「聞く」スキルだけでなく「話す」「書く」スキルもバランス良く指導すべきだという主張です。  

それで「読む」「聞く」練習を減らして「話す」「書く」練習を増やそうという方向に進みがちなのですが,それが実際に良い成果を生み出すことはあまりありません。

なぜでしょうか。  

4技能の基本にあるもの

結論から言うと,「話す力」「書く力」「読む力」「聞く力」というのが,それぞれ別々のスキルとして存在しているわけではないからです。

私たちは習得した単語や文を「話し」たり「書い」たり「読ん」だり「聞い」たりしているだけです。まずはしっかり習得していないと「話す」ことも「書く」こともできません。  

最近は「4技能」「アクティブ・ラーニング」「オールイングリッシュ」などといった新しい言葉があふれています。  

ですが,英語学習の本質は変わりません。これまでにないまったく新しい方法が必要とされているわけではないのです。  

単語や文をしっかりと理解して身につけること。この基本を忘れては何も始まりません。

「書く」「話す」前に…

確かに「読む」のに比べて「書く」「話す」のが苦手な人が多いでしょう。  

だからといって,いきなりオンラインレッスンでネイティブの先生と自由に会話したり,いろいろなトピックについてエッセイを書いてみたりする前に,やるべきことがたくさんあります。    

考えるべき本当の問題は,どうすれば自分の意見を英語で自由に書いたり話したりできるようになるかではなく,   どうすれば英語の単語や表現を,自由自在に引き出せるレベルまでしっかりと習得できるかです。

 

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