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【徹底解説】九州大 2020 第1問・その3 ~ 研究者の思考をたどる

福岡市|天神|英語塾 GCA|大学受験|医学部|英検|大濠|シリウス|ニュートレジャー|九大

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。アカデミックな文章を読むポイントがわかったところで,次のパラグラフに進みましょう。

第2~第3パラグラフ で構成される body 1(本論1) です。

body 1: 実験その1~さらにブレーンストーミングを効果的にする要因とは?

■仮説と実験方法(第2パラグラフ)

第1パラグラフ(introduction/序論)では,ブレーンストーミングの効果を高める意外な(=直観に反する)要因が確認されました:

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そこで筆者たちは,

アイデアを考えている最中ではなく,事前に参加者のアイデア創出力(=創造性/creativity)を高めることはできないか,

(…whether people could also be prepared for better brainstorming before the idea generation even starts)

と考え,以下のような実験を行ないます(In our first experiment…):

(1) 被験者を以下の2つのグループに分ける

  • 最近の「恥ずかしい(embarrassing)」経験を話してもらうグループ
  • 最近の「自慢できる(proud)」経験を話してもらうグループ

(2) 両グループの被験者にペーパークリップの新しい使いみちを挙げてもらう。

そして,以下のような仮説(hypothesis)を立てるのです:

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なぜかというと,序論の研究でアイデア創出力(創造性)を高めた「質を問わずにとにかくたくさんアイデアを出すという指示」は,

くだらないアイデアでも『恥ずかしがらずに』思い切ってどんどん発表する

という態度を被験者に与えたと考えられるからです。

つまり筆者らは,

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…と考えたわけです。

では,実際にはどういう結果が出たのでしょうかー

(続きます)

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。