ジュン・パラギ,マレーシア
帰国日の朝。
ホテルのチェックアウトを済ませた僕は6:00前にはタクシーを捕まえ空港へ。空港に着くとさっさと搭乗手続きを済ませ,今度は何のトラブルもなく搭乗。ほんの2日前には,生まれて初めての海外でビクビクしてばかりだったのに,人間というのは慣れるものです。
来年この地で始まる留学生活に胸を膨らませながら,僕はクアラルンプールにいったん別れを告げました。
「ジュンパラギッ,マレーシア!!」
マレーシア大学視察ひとり旅を終えて
最後まで『マレーシア大学視察レポート』にお付き合いくださりありがとうございました。
留学を考え始めてから3か月,いろいろな方の協力があり今回のマレーシアへの大学視察が実現しました。2泊3日の短い旅でしたが,中身が濃くて1週間くらい滞在したような錯覚を覚えます。
ホテルの濁った水で歯磨きをしてお腹を壊したこと。
マレーシアにも意外と好みの可愛い女性がたくさんいたこと(写真参照)。
英語で言いたいことがうまく伝えられなくて悔しかったこと。
そんな言葉の通じない自分にも優しくしてくれる人が必ずいて,たいていのことは案外どうにかなるものだということ。
どれも日本にいてはできない貴重な経験ばかりでした。
ほんの半年前までの自分は漠然と「有名大学」への進学を目指していたごく普通の高校生でした。そんな自分がなんとセンター試験も受けず,マレーシア留学の準備を着々と進めています。
そんな僕の経験が誰かの役に立てばいいなと思い,このレポートを書いてみました。これをきっかけに,あの日の僕のように新たな一歩を踏み出す人がいれば嬉しく思います。
最後になりましたが,執筆の機会をいただいたGCA大串先生に感謝します。
2017年 2月4日 下村
(連載第1部おわり)
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下村君,連載ありがとうございました。
あくまで今回のレポートは第1部,…というより序章に過ぎません。この夏,下村君が実際にマレーシアに渡ってからも,そして無事に卒業するまで,今後は現地からリアルタイムでレポートしてもらう予定です。お楽しみに。