最後の仕上げはバック・トランスレーション(約し戻し)です。
フレーズごとに自然な日本語から英語がパッと出てくるまでリーディング素材を読み込みます。
お気づきかもしれませんが,この段階になるともはや読解・リスニングでなくライティング・スピーキングの練習です。
いわゆる4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)は,決して別々に存在するスキルではありません。
したがって,わざわざ別々の教材で練習する必要はないのです。
英語はひとつです。
*ただしあまり高度な文章で約し戻しまで練習すると,ライティングやスピーキングの際にわかりにくい構文や言い回しを使う悪いクセがついてしまいます。難関大入試などに見られる複雑な構文の文章はリピーティングのチェックまでにとどめた方が良いでしょう。