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テクニックより「体力」(2)

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。英作文(ライティング)の練習についてです。

テクニックに頼りすぎる危険性

英作文の指導でも過度にテクニックを重視するケースがよく見られます。

簡単な例を挙げると「彼は大変貧しかったのでその車を買えなかった」という文で,

He was so poor that he couldn’t buy the car.  

という接続詞 that を使う構文がパッと思いつかないとき…  

元々の文を「彼はとても貧しかった。だから,その車を買えなかった」と言い換え,

He was very poor. So he couldn’t buy the car.  

のように,より簡単な文で表現できるようにする練習です。

確かにこれは重要なテクニックです。とりわけ会話するときは,言いたいことを誤解されないように,しかも即座に口に出す必要があるので,使い方があやふやな単語・表現は使わない方が安全です。

テストの英訳問題や自由英作文(ライティング)でも同じです。背伸びしてうろ覚えの単語・表現を使うより,簡単だけど確実な表現を使った方が減点されるリスクが少ないですよね。  

ですが,普段から「減点されない」ことばかりを気にして言い換えるテクニックにこだわっていると,いつまで経っても英語の表現の幅が広がりません。

言い換えるのは実は簡単です。日本語の文を小学生に説明するつもりで言い直せばいいだけです。

ライティングも「体力」が大切

学習の段階では,豊かな英語表現を身につけるという目的をもって,まずは多くの例文をインプットしましょう。

そして,テスト本番でもない限り,まだあやふやな単語・表現も積極的にライティングで使っていきましょう。

さらに,ミスしたら訂正してそこで終わりではなく,次回からはその表現が正確に使いこなせるように,添削された文章の音読を繰り返して自分のものにしていくのです。  

やはりライティングの練習でも,まずは十分に「体力」をつけることが重要なのです。

ABOUT ME
大串 一郎
Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。