今日は県内の高校の卒業式でした。
ご卒業おめでとうございます!
このブログを読んでいる大部分の高3生は大学受験を経験したことと思います。お疲れ様でした。
希望通りの大学に進学を決めた人もそうでない人も、月からまったく新しい生活が始まります。
大人としての責任・学生の本分…、ここぞとばかりに大人の人たちからいろいろな説教をされていることと思います。ついでにGCA代表からも新生活で気をつけてほしいことをひとつだけ。
つねに理想と現実は違うということ、です。
期待に胸をふくらませて希望通りの大学に進学しても、思ったほど面白い生活が送れないかもしれません。
周囲の同級生の経験値の高さに圧倒され、自分の存在価値を見失って落ち込んでしまうかもしれません。
大学の授業がつまらないかもしれません。
うまく人間関係が築けないかもしれません。
どう対処していいかわからないような深刻なトラブルに巻き込まれるかもしれません。
…当然のことです。理想と現実は違うのですから。
みなさんがこれから歩んでいく人生というのは、たかが一回の筆記テストで合格点を超えたくらいで理想の状況が手に入ってしまうような単純なものではありません。
なんか違うな、と思ったら何がどう理想と違うのか、自分に何が足りないのかしっかりと分析して、もう一度やり直してください。
やり直してもダメだったら、どうすればいいのか。
またやり直してください。
それでもダメだったら…
やはりまたやり直すのです。
結果、たとえ多少うまくいったとしても、新しい問題というのは必ず出てきます。
これからの長い人生、ずーっとやり直し続けてください。
そうすることでしか人間は成長しません。
現実から目を背けずにやり直し続けることができる人だけが、いつの日か理想の状況を手に入れることができるのです。
受験勉強と一緒です。全問正解でクリアできるような問題集をやっても実力はつきませんよね。間違った分だけ実力がつき、成長できますよね。
幸い、いまの日本では失敗したからといって命まで取られることは滅多にありません。
数えきれないくらい失敗してください。
たくさん恥をかき、周囲から徹底的にバカにされてください。
めちゃくちゃに怒られ、思い切り人格を否定されたら「ラッキー!」と思ってください。
そんなことで落ち込むなんてもったいない。それはかけがえのない成長のチャンスなのですから。
GCA代表からの言葉では説得力がないかもしれませんね。では最後に往年のNBAの名選手の言葉を引用して、はなむけの言葉とします。
I’ve missed over 9,000 shots in my career. I’ve lost almost 300 games. 26 times I’ve been trusted to take the game-winning shot and missed. I’ve failed over and over and over again in my life. And that is why I succeed.
意味は辞書で調べてくださいね。