「傾向と対策」が通用しない激変の時代― 王道のブレない学習法で『使える&話せる受験英語』をマスターしよう!

「受験はマラソン」の本当の意味

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。もし1年後の市民マラソンで42.195キロ走ることになったら,まず何から始めますか?

受験は長期戦

そう,たとえるなら1年後のフルマラソン大会にエントリーして完走を目指すようなものです。

その一方で,新受験生の大半が『体育の授業で3キロ走った程度の』経験しかありません。

ところが…です。

気の利いた学校の先生は,来年度受験生になるみなさんに…

第一志望校の入試問題の問題を全部解いて自己採点する

という課題を出したりします。

これはマラソン大会のたとえでいうなら,

とりあえず軽く42.195キロ走ってタイムを測ってみましょう!

というのと同じです。

……

ムリ,ですよね。

そもそも完走できない,ですよね。

おそらく10キロ地点くらいから歩きはじめて,10時間くらいでゴールという結果になりますよね。

もちろん,ほとんど意味がありません(ただし,中学から陸上部で長距離をやっている人については話は別です)。

1年後の本番に向かって取り組むべきこと

受験の初期におこなうべき適切な課題・トレーニングを考えてみてください。マラソン大会のたとえのままです。

いろいろあると思います。

たとえば…

・今年のコースを自転車でたどってみる。「おー,自転車でもこんなに時間かかるのか…」と実感する。

・今年の大会のビデオを観てトップ選手がどのように戦っているか研究する

・コーチにペースメイクしてもらって,5キロ走・10キロ走を繰り返す

・今年の選手に1年間のトレーニング内容を聞く

では,これらのたとえを受験勉強にあてはめてみましょう:

  • 今年の入試問題の解説をしっかり読んで,今後勉強すべき内容を把握する。
  • 第一志望に合格した先輩の自己採点を見せてもらって,どこでどのくらい正解しているのか知る
  • (英語に限ると),長文問題の単語チェック・構文をとる練習だけやってみて添削してもらう。
  • 合格した先輩が一年間で使った教材を教えてもらう

受験勉強スタート時のトレーニングとして,こちらの方がよほど効果的だと思いませんか?

(もちろん高1の頃から大手予備校に毎日通っている人≒陸上部の長距離選手,については話は別です)

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。