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【期間限定公開】子音: 鼻音 ~GCAの発音トレーニング(3)

破裂音(破擦音)・摩擦音の次は,「鼻音」です。これは文字通り「鼻から(も)息が出る」音です。

ローマ字の五十音表を思い出してください。そして「鼻をつまんで」マ行とナ行を発音してみてください。

うまくできませんよね。つまり,日本語のマ行とナ行も「鼻音」なのです。鼻から(も)息が出ないと発音できないのです。

英語の[m] [n] [ŋ]も同じです。

唇([m]),あるいは舌先と歯茎([n]),舌の根元と口の天井([ŋ])で息の流れを止め, 鼻から流して発音します。

ただし,注意点が2つ:

[n] は「ン」ではありません。

n という文字があったら必ず舌先を上前歯の歯茎に当てること。

それによって,”in English” が,(あえてカタカナで書くと)「インイングリシュ」ではなく「イニングリシュ」のようになり,

pen が 「ペ」とうより「ぺ」のように聞こえます。

[ŋ]は「グ(ガ行)」ではありません。

実は日本語にもこの音はあります。鼻濁音といって,鼻から息が出ないと発音できないガ行の音です。たとば格助詞の「が」は鼻をつまむと発音できません。関東の人ならわかりますね。

鼻濁音が存在しない九州の人は,テレビのアナウンサーの「ガ」の発音を注意して聴いてみてください。少し鼻にかかった音に聞こえるはずです。

[m]
[n]
[ŋ]
ABOUT ME
大串 一郎
Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。