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英語専門塾の夏期講習とは②

『うるさい』理由

では,GCAの教室はどうしてうるさいのかー。

もうわかった人も多いかと思います。

そう,GCAの教室では塾生はひたすら…音読しているのです。

GCAは「勉強に集中できる静かな教室」ではないのです。

音読に集中できるうるさい教室,です。

ここまで読んで,音読なんて家でもできるじゃないか,と思った人も多いでしょう。

それが意外にできないんですね(笑)。

当然ながら「勉強に集中できる静かな」他の塾・予備校や図書館では絶対にできません。

意外に難しい『音読練習』

かつてはGCAでも,授業では講師が一方的に講義をし,自宅でそれぞれ音読トレーニングをしてもらう,というスタイルだった時期もありました。

しかしこの方法は塾生の大半に通用しませんでした。

正しい音読の習慣を身につけるというのは想像以上に難しいのです。

ひとつには,イスに座ってBGMでも流しながらじっと参考書を読む,問題集に取り組むという一般的な勉強のスタイルというのは,誤解を恐れずにいうとある意味「ラク」な作業だということがあります。

使うのは目(と,ときどき手)だけですから。

音読をする場合,目だけではなく口・耳まで常時フルに使わなければなりません。

これは他の教科の勉強ではほぼありえない作業なので,意識と環境の切り替えが必要です(図書館や予備校の自習室で,さて次は英語だ,音読するか…というわけにはいきません)。

音読せざるを得ない環境

GCAでは,逆に音読しかできない環境を提供します。まわりもみんな音読している。スピーカーからは常時英語の音声が流れている。講師まで音読している。しかも,スタンディングデスクと不安定なスツールしかない(イスに座っているとどうしても「通常勉強」モードになってしまって音読スイッチが入らないのです)

うるさくて参考書も読めない…

じっくり頭を使って問題集に取り組むのも無理…

机につっぷして居眠りもできない…

残念ながら,教室に入った瞬間から,みなさんには音読するしか選択肢がないのです。

(休憩用のベンチ・無料のウォーターサーバなどは用意していますのでご安心ください)。

学校の授業でたとえるなら,今日の数学難しかったな…2限目は世界史か…ではなく,世界史の次は…あ,体育か!着替えて体育館に行かなきゃ,くらいの意識の切り替えをしてGCAの教室に来てください。

『音読』だけでいいのか?

なぜGCAではそれほど音読にこだわるのか―

確かに音読は重要だが,問題演習や講義も必要なのでは―

自宅で音読できるならわざわざ講習を受ける必要はないのでは―

そもそも講師は授業中何をしているのか―

いろいろな疑問がみなさんの頭に浮かんでいることと思います。

ひとつずつ回答していきます。

(続きます)

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。