ではマレーシア留学準備中の塾生・下村君の第1回レポートです:
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はじめまして。下村です。
部活は野球部・帰宅部・陸上部にそれぞれ10か月ほど在籍していました。大串先生にはGCAで1年半ほどお世話になりました。先生には英語に対する考え方はもちろん,雑談を通して英語以外のこともたくさん教えていただき,とても楽しく学ばせてもらいました。
今回,僕がマレーシア留学を決意した経緯や,実際にマレーシアで大学を視察してきてわかったことなどを「マレーシア大学留学レポート」としてまとめてみました。このレポートが進路に迷っている皆さんの何かしらのきっかけになれたらうれしいです。
海外留学という選択にいたるまで
僕が留学に興味を持ち始めたのは「受験の天王山」高3の夏休みの中頃。
最後の陸上の大会を終えて部活を引退した僕は,首都圏の私立大学を目指して勉強し始めていました(第一志望はあの「ビリギャル」で有名になったところです)。
どの大学のパンフレットを見てもグローバル教育を謳った学部があり,語学留学も当然のようにカリキュラムに組み込まれていています。「大学に行けば自然と英語が話せるようになるのだろう」「留学はまず大学に入ってからでいいや」と思っていました。
とにかく家を出て憧れの東京に行きたい,周りが認める有名大学に入りたい,その一心でした。
そんな僕が留学について真剣に考えるようになったのは,たまたま入った古本屋で見つけたある本がきっかけです。どのページを開いても「日本の若者よ,今すぐ海外に行け!」「これからの日本を支えるのは海外を見てきたグローバルな人材だ!」「日本で受ける教育など意味がない!」といった刺激的な言葉が目に飛び込んできました。
東京の「一流大学」にさえ行けばなんとかなるだろうと,ただ漠然としか考えていなかった当時の僕に,その本は自分の将来についてゼロから考え直すきっかけを作ってくれました…,と書けばカッコよく聞こえますが,今思えば目前に迫った大学受験から現実逃避していただけかもしれません(笑)。
結局のところ,夏休みの終わり頃には,親にも相談せずに海外への進学を決心していました。
そして目的の国はアメリカでもイギリスでも中国でもフィリピンでもなく,マレーシア。
―なんでよりによってマレーシア??
これを読んでくれている皆さんの大部分が,今そう感じたことでしょう。
次回は,マレーシアを選んだ理由についてレポートします。
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(続きます)