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2つの「わからない」ー第2回セミナーより

昨日のセミナーのテーマは「英語を好きになる」でした。

ということは,参加していただいた皆さんは「英語が好きではない」,むしろ嫌いだということになるわけです(笑)。
 
 
それで「なぜ英語が好きではないのか」という質問からお話を始めました。

多くの人の答えは「わからない」から,でした。
 
 
人は意味がわからないものを好きにはなれません。

これは英語に限ったことではなく,他のどんな勉強でもスポーツでもそうでしょう。ラグビーのルールがわからない人はラグビーファンにはなれませんし,囲碁のルールがわからない人が囲碁のトッププロの対戦を観戦しても面白くもなんともないでしょう。
 

ただし,英語にはもうひとつの「わからない」があるのです。

それは意味以前に「読み方」がわからない,という問題。

どうして TAKE は「タケ」じゃないのか,MIKE を「ミケ」と読んだらダメなのか…。

こういう英語の読み方の基本中の基本を習わずに大量の単語を丸暗記させられ,結果として英語が嫌いになった人が少なくないんですね。

当初の予定では,この読み方の話(発音とフォニックス)はさっと流すつもりだったのですが,小学生から大人まで参加者の皆さん全員が大変興味を持った様子だったので,かなり深く掘り下げてお話ししました。
 

やはり本格的な文法や単語の勉強に入る前に,発音とフォニックスは中1(できれば小学英語)で全員がマスターするべきだとあらためて感じました。
 
それだけで,英語を嫌いになる中学生がだいぶ減るのではないでしょうか。
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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。