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「最悪」の英語勉強法

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。「天国に行くもっとも有効な方法は、地獄に至る道を熟知することである―」ということわざがあります。今回は、どういう勉強法をすればいいか、ではなく、どういう勉強をしたらダメなのかについて。以下,GCAが考える最悪の勉強法を考えてみます。

授業の予習・復習編: コミュ英(C英)

教科書本文をノートにきれいに写し(あるいは配られたコピーを貼り)、辞書で単語をひとつひとつ調べて意味を書き込み、翻訳として通用するほどの整った和訳を一生懸命考える。

授業では、先生の解説に従って赤ペンで自分の和訳を訂正する。「その出来事は彼を幸せにした」「一部の人たちは賛成した」といった訳は減点ポイントなので「その出来事によって彼は幸せになった」「賛成する人たちもいた」としなければ ✕。

復習には、別のノートにもう一度本文から和訳を作りなおす。

授業の予習・復習編: 論表(論理・表現)

予習に文法問題を「解く」。

わからない問題があると、10分も20分も考えこむ。問題文に知らない単語があっても、あくまで「文法問題」なので辞書は引かない。

授業中は先生の解説を熱心に聞く。仮定法過去完了と混合仮定法の違いがようやく理解できてスッキリしたりする。

復習に、予習で間違っていた文法問題をもう一度解き直す。

定期テスト編

ノートを引っ張りだしてきて、テストに出そうな単語・センテンスだけを必死で覚える。

覚えるときはとにかく紙に何回も書く。

テストが返ってきたら、間違った問題をノートに切り貼りして解説を書込み、先生に提出してスタンプをもらって満足。

長期休み編

学校から分厚い問題集・ワークが配られる。

最初から少しずつ問題を解いていって、なんとか最後まで終わらせる。

それから丸付け。間違った部分を赤ペンで訂正し、その中から理解できない部分だけ友だちや塾の先生に質問して納得。

これで課題テストはバッチリ。

こんなにまじめに取り組んでいるのに…

ここまでやっているのは、とても真面目で熱心な生徒さんです。正直、ツッコむのもはばかられます。

ですが、こういう勉強を一生懸命やっているのに、英語の成績が伸び悩んでいる、どうしても英語が好きになれない人はいませんか?

そういう人たちにこそ、ぜひGCAに来てほしい。

これだけ真剣に勉強に取り組むやる気と真面目さを持ち合わせているあなたが、英語の正しい勉強方法を身につければ、爆発的に成績が伸びること請け合いです。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。