「なんとなくわかる」英文(Passage & Dialogue)に「6つの記号」を書き込むことで、まずは正確に構文を確認します。
文字を大きく、行間を広くしたマーキング用白文プリント
市販の問題集・参考書等の最大の問題点は、学習者にとっては文字が小さく行間が狭すぎることです。
もちろん最終的には、実際の試験問題等の大きさに慣れる必要がありますが、最初から以下のような教材を使うと、ちょっとした単語や記号の読み違いで効果的な学習がさまたげられることが少なくありません。

そこでGCAでは、同じ内容の英文教材を、読みやすい字体・読みやすい文字サイズ・広い行間で編集し直した次のようなプリントを使って、初見の文章の学習を始めます。

この白文プリントに、以下のような簡単な記号を使ったマーキングの作業を行い、まずは構文と単語の確認をします。

「6つの記号」を使った構文マーキングの基本ルール
(1) 2本スラッシュ … センテンス(文)の終わり(./?/!)
- 通常の英文は、GCAで使う教材よりはるかに行間がせまい上に文字も小さい
- そのため、長く難しい文章ではセンテンスの終わりを意外に見落としてしまうことがある
- センテンスの終わりを把握しないと、その時点で構文は取れなくなる

(2) 四角囲み …『大きく区切る』 役割の単語・語句
①『大きな』 接続詞(文と文・節と節を区切るもの)
② 疑問詞や関係詞(wh-で始まるwhat/which/whoなど)
③ ディスコースマーカー(文や段落を区切り、文章の流れを決める語句)



(3) 2本アンダーライン … 述語動詞(V)
センテンスあるいは節の中の「助動詞~動詞」の部分を副詞もまとめて、主語(S)に対する述語動詞(動詞句)として捉え、2本アンダーラインを引く。
(ただし、関係詞節の中の述語動詞は名詞(先行詞)を説明しているだけで、センテンス全体の述語動詞ではない場合が多いので、(5)の1本アンダーラインに下げる)

(4) 丸囲み … 『小さく区切る』 役割の単語・語句
① 前置詞
② 『小さな』 接続詞(文・節ではなく、語句をつなぐ and/but/or…)
※ただし、慣用表現(連語)の中の頭から読める前置詞にはつけない

(5) 1本アンダーライン …不定詞・動名詞・分詞など
① 主語に対する述語動詞(V)ではない「動詞」(準動詞)
※ ただし、目的語がある(後ろから説明する)パターンのみ
② 「to+不定詞」(丸囲みと1本アンダーラインのセットでマーク)
③ 関係詞節の中の述語動詞(センテンス全体の主語に対する述語動詞ではないもの)


(6) 1本スラッシュ …その他の区切れ目
区切る役割の単語や語句(「四角囲み」や「丸囲み」をする語句)が入っていない節や語句の句切れ

上の「6つの記号」による構文マーキングと同時に、知らない(=意味がパッと出てこない)単語にも*印をつけること。
構文が正確に把握できて単語がわかっていれば、結果として英文の意味は理解できます。
「単語はわかるのに…」あるいは「構文はわかるのに…」英文の意味がわからない原因は、構文か単語のどちらかが正確に把握できていないことです。構文と単語のマーキングによって、英文を理解できない(誤読している)原因をまず特定します。
