『音読×直読直解』の英語塾GCA・代表のグッチャンです。
近年の英語教育改革により「4技能」が重視されるようになり、単に英文を理解するだけでなく、英語を使って「自分の意見を述べる」試験が増えてきました。では、このような「書く」「話す」といったアウトプットのスキルは、いったいどうすれば身につくのでしょうか。
「英語力」以前の問題
毎年多くの高校生が受けるGTECでは「自分の好きなこと」「将来の夢」といったトピックで100語レベルの自由英作文が出題されます。英検の2次試験では「駅に店舗は必要か」「高校生は留学するべきか」といった質問に対して自分の意見を述べなければなりません。
こういう場面で、「英語がパッと出てこない」「きちんと書けない、話せない」と悩む人は多いと思います。それで、「もっと英単語や文法を勉強しなければ」と考えるかもしれません。
ですが、英語を書けない・話せない本当の原因は、思わぬところにあるのです。 それは「英語力」ではなく、「日本語力(論理的思考力)」の不足です。
以下はよくある不合格の解答例です(日本語訳)。
問1「あなたの好きなことについて書きなさい」
答「サッカーが好きです。面白いから」
問2「高校生は留学するべきでしょうか」
答「するべきです。良い経験になるから」
問3「駅の中に店舗は必要でしょうか」
答「必要ではありません。人が多いから」
……
一見、どこが不合格なのかわかりませんよね。面白いからサッカーが好き、良い経験になるから留学するべき、人が多いから店舗は不要…。
確かに日本語で日常会話をする分にはこれで問題ないのです。
ところが、英語で議論する際、このような解答しかできないと「だからなぜ?(Why?)」とさらに追及されます。
では、どういう解答にすればよいのでしょうか。少し考えてみてください。
(続きます)

