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『文法問題集』はこう使う!

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福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。文法問題集の宿題に追われるあまり、本当の英語の「勉強」ができていない人が少なくありません。

中高一貫校・有名私立高入試の定番テキスト

たとえば『シリウス21』などの文法問題集では,穴埋めや並べ替え,↑↓などの記号を使ったイントネーション問題といったかなり手の込んだ問題が,すべて筆記テストで問われます

「発展問題」になると,

「Those boys / your cousins を使って疑問文を作りなさい」

といった,英語力というよりも地頭の良さや出題者の意図を読み解く力の方が問われる問題が増え,それが英語という科目のハイレベルな問題とされています。

『ハイレベル』の意味を誤解しない

あえて断言します。英語の学習で,このようなパズル問題を”解く”時代はもう終わりました。

近い将来,みなさんが実際に英語を使うとき,並べ替えや穴埋め・4択をすることは一切ないのです。

英語を使うには,つねに完全なセンテンス・文章を,読み・聞き・書き・話せる必要があり,最初からそうできるように練習をしないといけません。

ですから『シリウス』のような問題集は練習の手段ではなく,テストやチェックの手段にとどめるべきです。

『発展問題』でじっくり考え込んだり,何周も解き直したりしするのは数学や国語だけにとどめましょう。

では,このような文法問題集をどう使えばいいのか?

文法問題集はこう使おう!

↓↓↓

そう,どのような出題形式であっても,すべて暗唱例文として利用するのです。もちろん音声教材は必須です。

まずはプリントやノートを見ながら英語の語順をしっかりと確認しつつ音読することから始めましょう。英語のつづりに慣れないうちは何回か手で書き写してもよいでしょう。

そして,最終的には何も見ずに音声だけでセンテンスを丸ごと英語→日本語・日本語→英語とパッと往復できるまで,文字通り体で覚えるのです。

あくまでその結果として,さまざまな出題形式の問題が”解ける”ようになるのです。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。