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TOEICの実践性(3)~スコアアップへの3つのポイント

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福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。TOEICシリーズの最終回。

では,効果的にスコアアップを目指すにはどのような準備をすればよいのでしょうか―。

ポイントは以下の3つ:

(1) リーディングとリスニングを区別しない

多くの人が「リスニングが苦手」で「リーディングで時間が足りない」とスコアの伸び悩みについて自己分析しています。

ところが実は,この2つの問題の原因は同じです。

つまり,

リスニングで英語の語順で(頭から)理解できないからつまずくのであり,

リーディングでもつい後ろから「返り読み」をしてしまうから時間が足りない

のです。

そこで,リーディングの学習でも必ず音声教材を併用しましょう。

文字は消えませんが,音声は一瞬で消えます。音声を併用することではじめて,英語の語順で素早く正確に理解するトレーニングができるのです。

もちろん,リーディングの学習でふだんから音声教材を使っていれば,わざわざ「リスニング対策」などしなくてもいいのはわかりますね。

(2) TOEICで想定されているビジネス会話・文書を教材にする

TOEICでは英語でのビジネスシーンが想定されています。

それで、「新入社員向け研修資料」「新製品開発会議の議事録」といった、とりわけビジネス経験のない大学生などにはイメージしにくい問題文も出てきます。

ですからビジネス用語やビジネス英語特有の表現に慣れる必要があります。

ただ,頻度順の単語集を使って「management=経営」などと丸暗記するだけでは,単語がわかっていても問題文の会話やアナウンス・文書の話の流れ(文脈)が理解できるようにはなりません。

単語は必ず文章の中で身につけましょう。

公式問題集ももちろんビジネスシーンで構成されていますが,問題を「解く」前に,まずは様々なビジネス会話・文書に触れ,内容を正確に理解するのが先です。

たとえば以下のテキストがおすすめです:

『TOEIC(R) TEST 速読速聴・英単語 STANDARD 1800 ver.2』

『TOEIC(R) TEST 速読速聴・英単語 GLOBAL 900 ver.2』

(3) リーディング素材を繰り返しリスニング・音読

テキストの本文(リーディング素材)を読み,構文・単語を理解する作業は,実はあくまで学習の準備段階にすぎません。

本文で使われている単語・語法・文法・構文だけでなく,それがどのようなシーンで行なわれている会話なのか,何を目的とした文書なのかまで理解した上で,

その本文と文中の単語・表現・文法・構文が完全に自分の英語表現として身につくまで 繰り返し音読・リスニングしましょう。

そうすることで,ワンセンテンスの文法問題でも瞬間的に正解を選べるようになりますし,読解問題でも文書が書かれた背景がイメージしやすくなります。

もちろん,リスニングでも音声から会話やアナウンスの光景が思い浮かび,すんなり正解が選べるようになります。

———

ただし,ただ聞き流す・ただ声に出すだけでは十分な学習効果が得られないので注意してください。

リスニング練習では,本文のシーンを頭の中に映像として思い浮かべる(イメージする)

音読するときはそのパッセージを話している人・文書を書いている人になりきり,相手に伝える感覚をしっかり持って読みましょう。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。