福岡市天神の英語専門塾・GCA代表のグッチャンです。理数系は抜群に得意なのに英語が伸び悩んでいる人がほぼ確実に陥っているワナについて。
問題を『解く』?
教室で以下のような質問を受けることがあります。
たとえば中学1年生ならー
「こことここがわかりません…」
——
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しかもおそらくこの『難問』に数十分考えこんだ後でやっと質問にきます。
…ですが,こちらとしては解説することなど実はほとんどないのです。
「”たくさんの~” は “a lot of”,”とても上手に” は “very well” だよ」
で終わりです。
英語は『数学』ではない
当然ながら,このような問題の『正解』は,いくら考えこんでも出てきません。
こういう状態を,数学の問題のように「わからない」「解けない」とは言わないのです。
「知らない」「覚えてない」と言うのです。
1人でじっくり考えて,質問して教えてもらって,「なるほど!」と勉強した気になってはいけません。
英語の勉強では,問題集をやるのは『勉強』ではありません。
どれだけ『勉強』できているかチェックする作業にすぎないのです。
十分に暗記していない人は,いきなり問題集に取り組んで一喜一憂しないようにしましょう。
数学のノリを捨てましょう。