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音読学習に向き不向きはあるのか?

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。音読なしの英語学習は,まさに「畳の上の水練」です。

誰が何と言おうとも…

英語の学習というのは音読に始まり音読に終わります。

…ということばかり主張していると,音読が苦手な人にまで音読を強いるのかというご意見をよくいただきます。つまり,音読学習にも向き不向きがあるのではないのかと。

英単語の意味を当てる・文法問題を解く・じっくり和訳するだけの筆記試験だった時代はそれでよかったかもしれません。

しかし,今後の英語の入学試験,つまり中高生に求められている英語力というのは,いわゆる4技能すなわち「読む」「書く」「話す」「聞く」スキルです。音読を始めとする音声を伴う学習なしで通用するはずがありません。


英語力をアップさせたいけど音読は自分には向いていません,と言うのはまるで…

泳げるようになりたいけど,水につかるのはイヤです,

あるいは,

カラオケが上手くなりたいけど,歌うのはイヤです,

サッカー部に入りたいけど,ボールに触るのはイヤです,

と言うレベルの間違いです。

確かに音読は疲れます。練習場所も限られます。数学の問題を解くときのような達成感もないかもしれません。

でも,英語学習,ひいては外国語の学習というのはそういうものなのです。まずはそこから気持ちを切り替えてもらわないと,英語力は伸びません。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。