『音読』学習は、ただ繰り返し声に出して丸暗記する方法ではありません。GCAでは以下に紹介する合理的で精密な音読学習を指導します。
発音・フォニックスの習得
英語の発音とつづり方のルールは、日本語のカタカナ・ローマ字とまったくの別物です。音読学習の前提は、まず発音の基本をマスターすること。GCAでは受験学年の生徒さんであっても、最初の数週間を使って発音とフォニックス(スペリングと発音の対応ルール)を指導します。
■ オリジナルの発音教材(抜粋)


オーバーラッピング(overlapping) ―『耳で暗記』
英語の発音・フォニックスの基本を習得したら、次は実際のリーディング教材の正確な音声を習得するための「オーバーラッピング(overlapping)」という音読練習を行います。
- 教材の「直読直解/音読ガイド」のベージを見ながらモデル音声を聴きながら、音読する。
- モデル音声を正確にマネできるように、初めはリスニングに集中し、ロパクやささやき声で音読する。
- この段階ではまだ頭で理解しようとせず、「耳から口に」自然に音が流れ出るイメージで練習する
- あるいは、好きな歌の歌詞カードを見るとアーティストの歌声が聞こえてくるように「耳で覚える」
- 3色に色分けされた発音ガイドに従い、音声と文字の対応を理解する。

- 赤字: 強勢(アクセント)がある母音
- 青字: 強勢がない母音
- 黒字: 子音
- グレー: 黙字(発音しない文字)
リード&ルックアップ(Read & Lookup)―表現・意味を身につける
正確な音声を覚えたら、センテンスに使われている文法・構文・単語や表現の意味を身につける音読練習「リード&ルックアップ(Read & Lookup)」に進みます。
① Read
- 教材の「直読直解/音読ガイド」」を目に入れながら(Read)
- 英語の語順・表現で意味が完全に理解できるスピードで
- センテンスごとにゆっくり3~5回音読を繰り返す
- 英文を「暗記する」のではなく「体にしみ込ませる」イメージ
*慣れないうちは、以下のようにフレーズごとに「英語→日本語」と交互に声に出す練習も効果的です。

In recent years,
近年、
education
教育(は)
has undergone
遂げてきている
a significant trans-formation.
…重大な 変化(を)
One of the most visible changes
いちばん 目に見える 変化のひとつ(は)
is the rapid adopt-ion
急速な 採用だ
digital textbooks.
…デジタル 教科書の
② Lookup
- プリントから目を上げて(lookup)
- 必ず顔のついたもの(ぬいぐるみ・フィギュア・好きなアイドルやアニメのキャラの画像・好きな人の写真…)に向かって、「伝える」(✕ 唱える) 気持ちで、3~5回繰り返して音読(→次の文の ① Read へ)
- うまくできない場合は、じっと考え込まずに ①Read に戻る

この Lookup は、英語学習において最も重要なトレーニングです。ただの耳コピや棒読みではなく、しっかりと意味を相手に伝える意識で練習することによって、教材の英文が「理解できる(読める・聞ける)」だけでなく、「書ける」「話せる」表現として身につくからです。
オーラル・インタープリテーション(Oral Interpretation)― 朗読
- 解説プリントか白文を目に入れながら
- 自分が書いた文章のつもりで、聴衆を「説得する」意識で
- 文章全体を通しで3~5回音読
- 棒読みしない。ニュースキャスターのように、内容に合わせて声色・トーン・テンポに気をつけ「伝える」気持ちが途切れないように。
バックトランスレーション(Back Translation) ―訳し戻し・復文
学習した英文が、日々の練習できちんと身についているかをチェックします。
音読練習の大切さをどれだけ教えられても、実際に音読(口頭)でのテストがない限り、音読練習を行なう意欲をキープするのは難しいものです。
そこでGCAでは、学習した英文について、長文でも文法例文でも、口頭で日本語訳から元の英文を再現する「訳し戻し」を行います。

シャドウイング(Shadowing)
何も見ずに耳だけでモデル音声を追いかけるように音読する練習です。
最近はこのシャドウイングばかりが注目を集めていますが、あくまで上級レベルの音読練習です。初心者が行うとしても、すでに十分に学習した英文を使います。意味がほとんどわからない初めて聞く英文を何十回「耳コピ」したところで、学習効果はほとんどありません。
