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「リスニングが全然できません」

「リスニングが全然できません」という相談は、GCAで最も多い悩みです。その原因は何か。練習量の問題と、真面目な生徒ほど陥りやすい聞き方の落とし穴を整理します。

『音読×直読直解』の英語塾GCA・代表のグッチャンです。

比較的新しく入った生徒さんから、かなり高い頻度で同じ相談を受けます ―「リスニングが全然できません」。たとえば「長文が読めません」「単語が覚えられません」「文法がわかりません」といった相談と比べて圧倒的に多い印象です。今回は、この相談がなぜこれほど多いのか、そしてその原因がどこにあるのかを、お話しします。

ダントツの相談内容

「リスニングが全然できません」

繰り返しますが、「長文が読めません」「単語が覚えられません」「文法がわかりません」等をおさえて、不動のトップの座にあるのがこの悩み。

原因はいったい何でしょうか?
ちょっと考えてみてください。

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意地悪な答えかもしれませんが

このような相談を受けるときは、必ず以下のようなやりとりが続きます:

「なるほど。では1日に、あるいは1週間にどれくらいリスニングの練習をしていますか?」

「…。全然(orほとんど)していません」

少し意地悪かもしれませんが、結局そういうことです。

数学で、計算問題をまったく練習していなければ、計算問題はできるようになりません。ふだんまったく運動する習慣のない帰宅部の高校生が、マラソン大会で運動部の生徒に勝てるはずがありません。

当然の話ですが、英語のリスニングも同じです。

例外的な原因も

もちろん、きちんとリスニング練習を続けているのに、英検や模試でのリスニングの成績が上がらないケースもあります。

これはとりわけ真面目で完璧主義の生徒さんに多く見られます。

そういう生徒さんたちは、リスニングテストで聞こえてくる内容を一語一句完全に聞き取ろうとしているんですね。

リーディングと違ってリスニングの音声はすぐに消えてしまい、次々と流れてきます。

ですから、聞き取れなかった1か所の単語や語句でつまずいてしまうと、本来であれば聞き取れたかもしれない続きの音声まで将棋倒しのように聞き取れなくなってしまうのです。

リスニングテストを受けるときは、たとえ聞き取れない部分があったとしても、気持ちをパッと切り替えて続きの音声に集中するのが重要なポイントです。


Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。