『音読×直読直解』の英語GCA・代表のグッチャンです。
前回は、英語の試験で「書けない」「話せない」本当の原因は、英語力ではなく「日本語力(論理的思考力)」の不足にあるというお話をしました。今回はその続きです。英検の面接や自由英作文で意見を求められたとき、あなたは自分でも気づかないうちに「理由になっていない理由」を述べていませんか?
「理由」として不十分
まず、問1「あなたの好きなこと…」への答え「サッカーが好きです。面白いから」について。
人は基本的に「面白くない」ものを「好き」にはなりません。「面白い」≒「好き」であって、ただ「面白いから好き」では理由づけとして弱すぎるのです。「だからなんで面白いの?」と追及されます。
例えば、こう書くべきです。
「サッカーが好きです。なぜならサッカーはチームプレーが要求されるスポーツだからです。1対1でプレーするテニスや柔道と異なり、サッカーでは他の10人の味方と11人の相手チームの動きを考えてプレーする必要があります。さらに、同じチームスポーツの野球などとも異なり、サッカーでは敵味方のプレーヤーが試合中つねに動き回っているため、瞬時に判断して動くことが要求されます。これは大変なことですが、大変な分だけサッカーはゲームとしても知的にも非常に面白いスポーツです。だから私はサッカーが好きです」
次に、問2「高校生は留学するべきでしょうか」への答え「するべきです。良い経験になるから」について。
これも問1と同じです。人はふつう「良くない」ことを「するべき」だとは考えません。「良い」≒「するべき」なのです。したがって、「良いことだからするべき」と主張するのもロジックになっていないのです。「だからなんで良いことなの?」と追及されます。
では、問2に対する答えについて少し考えてみましょう。
(続きます)

