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「書く」「話す」スキルを伸ばすには (1)

英語で自分の意見を書けない・話せないという悩んでいませんか? もっと英単語を勉強しなければと焦る前に、知っておくべき「英語力以前の問題」があります。『音読×直読直解』の英語塾GCAが、英検の面接や自由英作文で欠かせない「日本語力(論理的思考力)」の重要性と、相手を納得させる解答作りの本質を解説します。

『音読×直読直解』の英語塾GCA・代表のグッチャンです。

近年の英語教育改革により「4技能」が重視されるようになり、単に英文を理解するだけでなく、英語を使って「自分の意見を述べる」試験が増えてきました。では、このような「書く」「話す」といったアウトプットのスキルは、いったいどうすれば身につくのでしょうか。

「英語力」以前の問題

毎年多くの高校生が受けるGTECでは「自分の好きなこと」「将来の夢」といったトピックで100語レベルの自由英作文が出題されます。英検の2次試験では「駅に店舗は必要か」「高校生は留学するべきか」といった質問に対して自分の意見を述べなければなりません。  

こういう場面で、「英語がパッと出てこない」「きちんと書けない、話せない」と悩む人は多いと思います。それで、「もっと英単語や文法を勉強しなければ」と考えるかもしれません。

ですが、英語を書けない・話せない本当の原因は、思わぬところにあるのです。 それは「英語力」ではなく、「日本語力(論理的思考力)」の不足です。

以下はよくある不合格の解答例です(日本語訳)。  

問1「あなたの好きなことについて書きなさい」  

答「サッカーが好きです。面白いから」    

問2「高校生は留学するべきでしょうか」  

答「するべきです。良い経験になるから」    

問3「駅の中に店舗は必要でしょうか」  

答「必要ではありません。人が多いから」  

……  

一見、どこが不合格なのかわかりませんよね。面白いからサッカーが好き、良い経験になるから留学するべき、人が多いから店舗は不要…。    

確かに日本語で日常会話をする分にはこれで問題ないのです。

ところが、英語で議論する際、このような解答しかできないと「だからなぜ?(Why?)」とさらに追及されます。  

では、どういう解答にすればよいのでしょうか。少し考えてみてください。  

(続きます)


Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。