「傾向と対策」が通用しない激変の時代― 王道のブレない学習法で『使える&話せる受験英語』をマスターしよう!

文法問題ができるようになるには…

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。「4択・穴埋め・並べ替え」が文法の勉強だと思っていませんか?

テストと練習は違う

まるで数学のように絶対的な正解がある文法問題。苦手な人も多ければ,(特に理系の人には)好きな人も多かったりしますよね。

文法問題は主に,4択・穴埋め・並べ替えとして出題されます。 それにしたがって,4択・穴埋め・並べ替えをひたすら練習するのが文法の勉強だとされています。

実はここに大きな落とし穴があるのです。    

4択・穴埋め・並べ替えというのは,文法的に正しい英文を作れるのかどうかをテストする手段にすぎません。    

本来はゼロから正しい英文を作らせたいところを,採点の正確さや公平性のために,仕方なく4択・穴埋め・並べ替え問題に作り変えられているのです。  

ですから,受験者が最初から4択・穴埋め・並べ替えの練習ばかり繰り返して,その頻出パターンに慣れてしまっては,本末転倒なわけです。  

確かに,テスト形式に近い「実践的」な問題を練習すれば,目の前のテストの点数は多少は上がるかもしれません。しかし半年1年のスパンで英語力をつけることを考えた場合,それは得策とは言えません。  

正しい「練習」とは

英語の正しいトレーニングは,つねに音読とリスニングです。問題を解くことではありません。  

文法の例文であれば,  

①まずなぜそうなるかを理解して,

②正しい音読練習を通して暗唱する,  

ことに尽きます。  

つまらない,つらい練習です。嫌がる人が多いです。  

でも,つまらないしつらいから実力がつくのです。

英語に限らず,効果的なトレーニングというのは本来そういうものではないでしょうか。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。