問題演習よりも大切なこと
英検や入試などの試験対策というと、過去問や予想問題を実際に解き、解答・解説を見ながら間違えたところを直したり、「◯◯試験対策」の参考書や講義で学んだりする方法が一般的に定着しています。
しかしGCAでは、問題演習や出題傾向への対策は、あくまでその試験特有の形式に慣れるための最終段階の調整と考えています。日頃の学習の中心となるのは、リーディング教材を用いた学習です(以下はLessonのサンプル)。

















実際の試験問題とのつながり
では、このようなリーディング教材の学習が、実際の試験問題にどのようにつながっていくのでしょうか?
語彙・文法問題
まず、英検の第1問などで出題されるワンセンテンスの語彙・文法問題。これらの問題文は、語彙・文法問題のために特別に作成されたわけではありません。専門的な研究論文や一部の文学作品などを除くあらゆる英文は、一般的な語彙でごく普通の英文法にしたがって書かれています。以下は、上記のサンプルLessonから作成した語彙問題。この文章が十分に身についていれば簡単に正解できます。

リーディング(長文読解)問題
リーディング(長文読解)問題については説明の必要はないでしょう。たとえば以下のような内容一致問題を数学のようにじっくり考えて『解く』必要はありません。


リスニング問題
リスニング問題の対策としてよく「リスニング問題集」が使われますが、そもそも発音を知らない単語や表現が出てくる問題を何十回聴いたところで、正解にはたどり着けません。やはりここでも、学習したリーディング教材をモデル音声を使って「耳で覚える」ことが最も効果的です。
また、リスニング問題では、ナレーション形式の英文だけでなく会話文も多く出題されます。GCAのリーディング教材には、各Lessonごとに本文(Passage)とほぼ同じ表現を用いた会話文(Dialogue)を収録しているため、会話文問題にも十分対応できます。
Questions

ライティング問題
ライティング問題(opinion essay)の対策というと、最初から答案を書いて講師やAIの添削を繰り返し受けるという学習が中心になりがちです。ところが実は、添削の前に行うべきもっと重要な学習があります。
なぜならライティング答案の誤りには ① 文法や語彙・表現に関する誤りと ② 問いに対する答えの内容や論理構成に関する誤りの二つがあるからです。最初から英文の答案を書いて添削を受けると、この二つの問題が整理されないまま扱われることになり、十分な学習効果が得られません。
まず ① 文法や語彙・表現は、基本的にリーディング教材の正しい英文を身につける段階で習得するべき力です。また ② 内容や論理構成にも、多様なトピックについての賛否両論の標準的な主張の根拠や議論の組み立て方を知っておくことが前提です。英語の試験では必ずしもゼロから独創的な意見をひねり出すことが求められているわけではありません(むしろ社会的な合意から大きく外れていたり科学的な根拠が十分でない主張は、適切に評価されません)。
そこで、GCAではリーディング教材のLessonごとに、関連したライティング(Opinion Essay)問題と解答例を収録しています。上記のLessonでは以下のようになります。



実際に英語で解答を書いてもらって添削する前に、まずこれらの賛否両方の解答例を分析し、音読練習によって定型表現と筋の良い論点を身につける練習を十分に行います。
スピーキング問題
スピーキング問題も、同じアウトプット問題であるライティング問題と同じ方法で学習します。ライティングと異なるのは、質問を聞き取り、口頭で素早く適切な回答する必要がある点です。そのためには、十分なリスニング能力と、やはり類似したトピックについての賛否両方の筋の良い論点を事前にインプットし、明確で正しい英語表現で答えないといけません。スピーキングテスト直前にあわてて模擬面接をしても、単なる「本番慣れ」以上の意味はないのです。
そのためには、先ほどのライティングの解答例の音源を繰り返し音読し、スピーキング用に短くアレンジできるレベルまで身につけるのが最も効果的です。
■ ライティング解答例のモデル音声(賛成・反対)
■ ライティング解答例のスピーキングテストへのアレンジ版(賛成・反対)
