【新設】国語コースのご案内

GCAでは,以下の通り塾生限定の「国語コース」を開設しています。
*英語コースの受講生のみが対象です。国語コースだけを受講することはできませんのであらかじめご了承ください。
現代文『4技能』コース (中1~高3生対象)
とりわけ高校レベル以上になると,国語力と英語力は密接に関係するようになります。
つまり,
どれだけ難しい英単語や英文法を学習していても,英語の知識ではなく「国語力」が足りないために英語の成績が伸び悩んでしまう
ケースが非常に多くなるのです。原因は以下の2つです。
① そもそも学習した英単語の日本語の意味をきちんと理解していない
例) suggest 示唆する / attribute 帰する / comprehensive 包括的 / clinical 臨床 / fertile 肥沃な …
② 論理的な思考・判断・表現の練習が不足している
- 因果関係/対比関係/抽象-具体の関係が把握できない
- 英語の「4技能」化以前に,日本語での精密な読解(reading)や小論文(writing)・口頭発表(speaking)の学習機会がほとんどない
*いわゆる「小論文」とは、英検などで出題されるwriting問題(自由英作文)の日本語版です。
これらの「国語力」の向上を目指し、現代文「4技能」コースではそれぞれのレベル・目的に応じて以下のような指導を行ないます。
■ 学習内容
① 読解・語彙・論理的思考力・作文(小論文)など,一人ひとりのレベル・目的に合わせて参考書・問題集を選びます。
② 毎回の受講時に,参考書・問題集から課題を出します。基本的に教室での受講時間外に課題に取り組み, 次回の受講時に提出してください。
*指定された課題を済ませていない場合のみ,受講時間中にまず国語の課題を済ませ提出を確認した後に英語の授業 に入ります。
③ 提出された課題は受講時間外に添削し,次の受講の際に返却・コメントします。
■ 使用テキスト例
『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集』シリーズ
『ふくしま式200字メソッド「書く力」が身につく問題集』
『中学国語 出口のシステム読解』
『中学国語 記述問題集』シリーズ
『論理トレーニング101題』野矢茂樹著
『ちくま 高校生のための評論』シリーズ
『大学入試 小論部の完全ネタ本』シリーズ
古典『音読』コース (中1~高2対象)
国語の古典(古文・漢文)は,現代の私たちにとっては事実上,英語と同じ「外国語」です。
そこでGCAの音読中心の学習法を古文・漢文に応用し,主要な古典作品の精読を通して,付け焼き刃の「解答テクニック」ではない,古文・漢文の真の読解力を身につけます。英語と異なり古文・漢文は入試での配点が低いため,高2生までを対象とします。
■ 学習内容
① 主要な古典作品(原書/音声データ付き)から教材を選びます。
② まず作品の時代的背景をマンガや現代語訳などで把握します。
③ 学習するべき部分の白文プリント/解説プリントを渡します。
④ 解説プリントに従って品詞分解(漢文は返り点・読み下し)を白文プリントに書き込みます(課題/英語の「マーキング」に相当)
⑤ 解説プリントと音声データでリスニング・音読練習を繰り返してください(課題)。
⑥ 受講時間の一部を使って音読・解釈(漢文は読み下し→解釈)のチェックおよび品詞分解のテストを行ないます。
■ 使用する作品例 (すべて音声データ付き)
- 『徒然草』
- 『枕草子』
- 『平家物語』
- 『源氏物語』
- 『おくのほそ道』
- 『小倉百人一首』
- 『古文単語 FORMULA600』(音声データ付きの単語集)
- 『論語』
- 『大学』
- 『唐詩選』
費用
現代文「4技能」コース | 8,000/月度 |
古典「音読」コース | 8,000/月度 |
2コースセット受講 | 15,000/月度 |
年間教材費(1コースあたり) | 10,000/年度 |