【夏期集中講座】『共通テスト(リーディング)』で満点を取る学習メソッド

「あと少し時間があれば、第6問なんて全問正解できたんです!!」
今年の共通テスト英語(リーディング)を受験した生徒さんたちに手応えをきくと、全員が口を揃えてこう答えました。
すべての問題が『長文読解』形式で出題される共通テスト(リーディング)。その総語数は約6,000語。なんとTOEICのリーディングセクション並みの大分量です。とにかく時間との勝負だったようです。
近い将来、共通テストを受ける皆さんは何をどう勉強すればいいのでしょうか。
あまりに短絡的な『対策』…
巷にはこんな対策があふれています。曰く、
- とにかく正確さより『速読』だ。
- 問題文を全部読んでいては間に合わない。必要な部分だけに絞って読むしかない。
- 単純な長文読解ではなく複数の資料を読み解く練習をすべき。
- …
一見、もっともらしい対策に見えますが、全部間違いです。
上記のような勉強法では、伸びる得点も伸びなくなります。
一体どこが『速』読なのか?
総語数の約6,000語(設問・選択肢含む)を試験時間の80分で割ってみましょう。簡単な算数です。
………
1分あたり75語、ですね。
ちなみに、日本の中高生が使う英語教材の音声はだいたい100~120wpm(1分あたりの語数)で制作されています。
つまり、ふだん勉強している教材が耳で聞き取れれば何の問題もないわけです。『速読』が要求されているのではなく、従来のテストで要求されていた読解スピードが異常に遅かっただけなのです。
『必要な箇所』だけ読めばいいのか
これは本当に誤解を招く表現です。まず『必要な箇所』というのは文章全体を吟味して選び抜くものだという前提がすっぽり抜けています。問題文の『必要な箇所』に下線が引いてあるとでもいうのでしょうか。
また、精密な英文解釈の勉強をしてきた人ならわかると思いますが、センテンスのレベルでも文中のたった1語を見落としただけでまったく意味を取り違えてしまうことは決して少なくありません。
どの部分にどの程度注意を払って読むかに濃淡はあっても、完全に読み飛ばして良い部分など存在しません。
複数の資料を読み解く練習?
これはあくまで注意力のトレーニングであって『英語』の勉強ではありません。しかも、複数の資料が出る問題での実際のミスを分析すると、ただ単語の意味を取り違えているだけだったというケースがけっこうあります。問題の見た目に惑わされないようにしましょう。
王道のリーディング対策
たとえば、2023年の第6問Aを例に挙げてみましょう。各大手予備校などの見解では、この問題については約10分で片付けるのが理想とされています。百聞は一見に如かずです。実際にやってみましょう。
わかりましたか? 正確に構文を取りながら、リスニングのスピードで読める実力があればいいだけの話なのです。
受験対策のプロが後知恵でひねり出した裏技や小手先のテクニックなど魔法でも何でもありません。
そのようなテクニックはまず『実力』を十分に身につけた上であくまで補助的に使うものであり、そもそも、十分な実力がついたら必要なくなります。
GCAの夏期集中講座では、独自のマーキング技術による構文の把握と音声を使ったトレーニングで、まずは問題の文章を素早く正確に理解するスキルをマスターします。
数学や国語と違い、英語のテストは頭をひねって「解く」ものではありません。
問題の文章の意味をすべて理解すれば、考える間もなく正解が選べるという異次元の感覚を体験してください。
実施要項
対象
中3~高3生(定員5名)
*学年を問わず、英検準2級~2級の実力を想定して指導します。
期間
8/4(金)~8/27(火) 全10回(1回あたり100分)
*上記の期間の受講枠からご都合に合わせて日時を選択できます(詳細はお申し込み後にお知らせします)。
費用
30,000(100分×10回/税込)
*お支払いは銀行振込でお願いします。
お申込み
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