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定期テスト対策に追われていると…

福岡市天神の英語専門塾GCA・代表のグッチャンです。数か月ごとにやってくる学校の定期テスト、気になりますよね。

定期テストの『ワナ』

実際に入塾の面談でも、

まずはなんとか学年平均を超えたい…

上位10位以内をキープしたい…

といった切実な悩みを伺うことが少なくありません。

GCAは個別指導形式ですので、もちろん『ニュートレジャー(New Treasure)』『シリウス』といった学校使用の教科書教材に合わせて万全の定期テスト対策を行なうこともあります。

そして、とりあえずは直近の定期テストでリクエスト通りの結果を出してもらいます

ところが,です。

テストの点数の『爆伸び』に味をしめ、このような定期テスト対策ばかりを繰り返していると、なかなか英語の実力がつかないのです。

つまり、高校・大学入試や英検などの定期テスト以外の試験に対応できなくなってしまいます(不思議なことに、定期テストの点数まで伸び悩んできます)。

テスト範囲にしばられない学習が大切

理由ははっきりしています。

まず、定期テスト対策として英語を勉強していると、そのテストが終わった瞬間、学習した内容が抜けてしまいがちなことです。この知識や情報はもう必要ないと脳が勝手に判断してしまうからです。

次に、学校の先生方の方針や学校行事などにより、教科書のレッスン(単元)が頻繁にとばされることです。文科省認定の教科書は非常に良く作られています。実は教科書の内容すべてをしっかりと学習すれば、市販の参考書や問題集に頼らなくても十分な英語力が身につくのです。

ただ、定期テスト範囲に含まれないレッスン(単元)をわざわざ学習する意欲を保てる人がどれだけいるでしょうか。

さらに、英語は何度も反復して学習することが非常に重要な科目です。定期テストが終わった後、次の定期テストの範囲に進まずに、前回や前学期のテスト範囲を復習したいと思いますか?

『軸』になるテキストを作ろう

学校の成績がある程度安定したら、

定期テストに振り回されず、自分の英語学習の『軸』になるテキストを反復学習することが大切です。

一見、教材が散ってしまうように思えますが、中学高校レベルで出てくる単語や文法はどの教材でもほぼ同じです。

たとえばZ会『速読英単語』は、軸 になるテキストとしておすすめの一冊ですが、学習を進めるうちに「あ、この単語は学校の授業で先週出てきたな」とか、あるいは逆に学校の授業で「似たような表現が速読英単語にあったな」といったことが頻繁に起こってきます。

これがいわゆる本物の実力です。

こうやって実力をつけた結果、定期テストの成績もさらに伸び、英検にもスイスイ合格し、全国模試や入試本番にも対応できるようになるのです。

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この記事を書いた人

Good Chace Academy 代表/講師。英検1級。TOEICスコア960。1976年生まれ。弘学館中学校・高等学校,国際基督教大学(ICU)教養学部卒。高2で英検準1級合格,高3でTOEICスコア825,TOEFL(旧PBT)スコア590。ICU卒業後,一橋大学大学院商学研究科に進学し経営戦略論・経営組織論を学ぶ。2011年,Good Chance Academy設立。4技能化やアクティブ・ラーニングといった新しい言葉ばかりが先行する風潮の中でも,正確な音読・リスニングの徹底による読解力の養成を基本に置いた指導方針を貫き続ける。