季節講習のお知らせ

英語は呪文ではない(2) ー英語専門塾の夏期講習とは ⑦

『意味』をこめないと意味がない

話を元に戻します。

英語に必要な音読トレーニングとは,たとえば小さな子供がおばあちゃんのマネをして,仏壇の前で「かーんじーざいぼーさーぎょうじんーはんにゃーはーらーみーたーじー…」といつの間にかお経を覚えてしまう状態とはまったく違うことなのです。

そう,英語は呪文でありません。一語一語に意味のある,コトバの集まりです。

ですから,「イフイットワーノットフォー,ワーイットノットフォー,イフイットハドノットビーンフォー,ハドイットノットビーンフォー…」と声に出して覚えている高校生は,(やらないよりははるかにましですが)やはり音読本来の効果が得られているとは言えません。

GCAの『音読』メソッド

ごたごた理屈を並べるのはそろそろやめて,GCAでの具体的な練習メニューの一部を紹介しましょう:

(1) 意味・構文の確認

上に書いたように,そもそも意味がわかっていない文章を音読する練習には何の効果もありません。

ですから,まずは文章中のセンテンスの一語一語の意味・文法を確認してもらいます。同時に,述語動詞・準動詞・前置詞・接続詞(関係詞・疑問詞)をマーキングして文構造を把握します(別記)。

(1) 発音とつづりの確認

次に音声教材で正確な発音を確認します。発音の基本をマスターしているのは前提です。音とスペリングの関係もこの段階で把握します(これをやっておくことで「書いて」覚える作業が不要になるのです)。

(2)スロー音読

意味と発音がわかったら,自分が理解できるスピードで,ゆっくり読みます。例えば…

This …これ(は)… is …(こうだよ→) the park …その公園(だよ)… where …(どこかというと…そこで)… he …彼(が)… played …プレーした(ような)… soccer …サッカー(を)… yesterday …きのう….

のようなイメージです。

(3) リード&ルックアップ

教材から目を上げて,フレーズやセンテンスごとに,顔のついているもの(フィギュアやぬいぐるみ・好きなアイドルのポスターなど)に向かって「伝える・読み聞かせる」気持ちで音読します。

英語はコミュニケーションの道具です。文法を勉強しているときも,長文を読んでいるときも,そのセンテンスや文章の内容を相手に伝えるという意識を持つことで,その単語や表現が本当の意味で身につくのです。

もちろん,まだ他にも多くの練習メニューがありますが,先日の事「最悪」の英語勉強法と比べてみてください。

あなたはどちらを選びますか??