季節講習のお知らせ

冬休み課題をムダにしない―英語専門塾の冬期講習とは ⑬

この時期には生徒さんから冬休みの課題が大変だ,という相談(グチ)をよく聞きます。

…何をやっているのかよく聞くと,10~20レッスン程度の長文(総合)問題集です。

たとえば,いいずな書店「TREASURE HUNT」シリーズ・いいずな書店「WONDERLAND」シリーズ・エミル出版「CROSSBEAM」シリーズ・桐原書店「SKYWARD」シリーズなどが定番のようですね。

それで「今日3時間かかってやっと2レッスン進んだんですよ…」と。

3時間かけて2レッスン?

具体的に何をどうやっているのかたずねると,だいたい以下のような感じです:

  • 200~300ワード程度の本文を読む
  • もちろん知らない単語がたくさんあるが,あくまで問題演習なので辞書は引かない。
  • 設問を解く。わからなくてもカンで答えを選ぶ
  • 答え合わせをする
  • 解説を読んでなるほどと納得
  • 赤ペンでいろいろ書き込んで満足
  • 終了(ここまでで約1時間強)。

…厳しい言い方かもしれませんが,英語が得意とはいえない人にとっては有効な勉強法とはいえません。

知らない・難しい単語があっても,文脈から意味を推測して問題を解く実践的な練習をしているつもりなのでしょう。

ですが,文章の中で知らない単語が5%を超えている場合その文章を正確に読解することはできないという研究結果があります。

「実践的」に問題を解く前に,まずはひとつでも多くの単語や表現を覚えるのが先ではないでしょうか。

GCAでは夏休み課題を以下のように使うように勧めています:

  • 本文を読む前に,和訳と解説をしっかり読む
  • 知らない単語をチェック
  • 本文の構文を確認
  • 耳だけで100%理解できるまで付属CDを繰り返し聴く
  • 各種音読練習をする
  • (余裕があれば設問を解く)

こう言うと,多くの生徒さんが驚きます。

「問題を解く前に和訳読んじゃっていいんですか?!」と。

いいんです。

よく考えてください。

あなたにとって大切なのは,赤ペンでたくさん書きこみをして無事に課題を提出することですか?

それとも,ひとつでも多くの語句・センテンスを覚えることですか?