勉強法

才能は関係あるけど関係ない

「やっぱり勉強に才能って関係ありますよね…」

生徒さんからの質問です。

最近は「関係ない」と主張するのが流行っているようですが,もちろんあります。人に与えられた能力は残酷なほどに不平等です。

そもそもスポーツや芸術の世界では才能が前提条件だというのは常識なのに,勉強だけ特別なはずがない。勉強には才能は関係ない,なんて勉強をバカにしすぎです。

運動の才能がまったくない人,例えばGCAの代表がこれから毎日10時間欠かさず練習して,フルマラソンの大会で金メダルを取る可能性は到底考えられないでしょう。

運動部や吹奏楽部で頑張っている中高生は大勢います。でも彼らが最大限の努力を重ねたとして,将来プロのスポーツ選手や演奏家になれる人がどれだけいるでしょうか。

勉強だって同じです。

ただし,です。

高校生が英検の2級に合格したりセンター試験で8割取ったりするのは,マラソン大会で金メダルを取ったり,プロのスポーツ選手や音楽家になるのとはわけが違います。

それはマラソンで例えるなら,1年後に開催される市民マラソン大会に出場して制限時間いっぱいの6~7時間かかってもとにかく完走するというのに近い話です。

これなら運動の才能がまったくない人(例えばGCA代表のような)でも,努力次第でなんとかなるだろう,というのは想像つきますよね。

「自分には勉強の才能がないから」と言い訳する人がいます。残念ながら,もしかするとないかもしれません。

でも,たかが大学入試や英検2級程度の目標で才能の有無を問題にするのは,まるで運動の才能がまったくない人(例えばGCA代表のような)が,毎日30分のランニングを数か月続ける努力すらしていないにもかかわらず「自分は運動が苦手だがらフルマラソン完走なんてできるわけがない」とぶつぶつ言うようなものです。笑い話ですよね。

勉強していて才能の問題を感じるときは,いつもこのことを思い出してください。

とりわけ英語学習というのは,感覚として市民マラソンに近いものがあります。英語について自分の才能を問題にするのは,毎日欠かさず30分音読する習慣を身につけてからにしてください。