読解ノート (reading)

スラッシュリーディングの本質 (2)

…答えは,


日本語とは語順が変わる部分で区切る

です。
 
たとえば,

… / in the house / …

と区切るのは,日本語にすると,


… / その家 の中で / …


と,順番がひっくり返るからです。


語順が変わる部分にマークすることで「あ,ここはひっくり返るな」と一瞬だけ意識できるようになり,正確に意味が取れるようになるのです。
 

この理屈に基づくと,
 
述語動詞(V)や準動詞(つまり後置修飾の分詞・不定詞,目的語がある動名詞)の部分でも大きく語順が変わるので,なんらかのマーキングをしておくと読みやすくなります。たとえば…
 
have lunch
 
昼食を 食べる
 
to pass the exam
 
試験に 合格するために
 
speaking English
 
英語を 話すこと
 
 
こういう場合は,スラッシュよりもアンダーラインの方がマークしやすいかもしれませんね。
 
 
もちろん,GCAでも私が大学院時代,難解な英語文献に取り組む際に考案した,独自のマーキング(スラッシュリーディング)の方法を特訓します。使う記号は以下の6つ:
 
・/(スラッシュ) と  //(二重スラッシュ)
 
・下線と二重下線
 
・□(四角囲み) と ◯ (丸囲み)
 
 
この6つの記号を完全にマスターすることで,どんな英文でも正確に構造を把握できるようにトレーニングします。
 
 
ですが,大事なことはどんなマーキング(スラッシュリーディング)のやり方を選ぶかよりも,
 
①マーキングする意味をつねに意識する
 
ことと,
 
②すばやく正確にマーキングできるまで繰り返し練習する
 
ことです。
 
 
長文読解や構文についても,講師の解説を聞いたり参考書を読んだりして,なるほど!と「わかる」だけでは実はほとんど英語の力はついていないのです。
 
自分で「できる」まで,繰り返しやり込んでは直してもらうトレーニングが重要です。